関聖帝君霊籤 · 第 86 籤

第八六籤:壬己

伝統的な吉凶表示: 上吉

籤詩

一舟行貨好招邀、積少成多自富饒。 常把他人比自己、管須日后勝今朝。

故事と本文の説明

行貨とは、仲介業者が売買する商品のことである。好招邀とは、商品の価格が適時で、客を呼び寄せるのにちょうど良いことを言う。ただし、利益を取りすぎてはならない。少しずつ積み重ねることで、自ずと富を築くことができる。他人を自分に比するとは、自分の心をもって他人の心を推し量り、決して故意に酷い搾取をしてはならないということである。未来が現在に勝ることは、天運にも道理にも裏付けがある。富んでいながら不仁である者は、これを戒めとすべきである。

解釈

普段流通している商品は、利益が適正であれば多くの買い手を引き寄せることができる。いわゆる薄利多売であり、これによって塵も積もれば山となり、時間が経てば自ずと富裕な身分になれる。常に相手の立場に立って考え、他人の利益を意図的に搾取しなければ、未来は必ず今よりも良くなる。これは天理の定数である。しかし、富を得た後は、何よりも仁義をもって人に接しなければならない。富んで不仁なる者は、自ら将来の福を断つことになる。この籤は、順序を追って一歩一歩進み、仁の心を保つことで、豊かで幸福な日々が長く持続することを諭している。

伝統的な要約

財禄は富み、訴訟は理を得る。婚姻は和合し、病は次第に癒える。行人を問えば帰る日は未定。人を害するなかれ、他人はすなわち自分である。

項目別の参考

運勢
運勢は正に通り、大道から財が生まれる。まさにこの時である。蓄えを忘れるなかれ。
家庭
家内和合して事は成り、人々は志を高く持っている。まとまるのを待てば、一大勢力となる。
財運
財の道はスムーズに通る。さらに計画を加えれば、神のごとく見通しが立ち、陶朱公のような富に至る。
仕事
狙ったものが当たり、時運が至っている。すべてはこのようである。この福を大切にせよ。
昇進
平素より身を修め、善行を積めば、やがて実を結び、必ず収穫を得るでしょう。
試験
天賦の才が聡明であり、それに加えて勤勉に励めば、功績は四海に轟き、一躍して状元(首席)となるでしょう。
健康
幸いにも華陀のような名医に出会い、さらに新薬が加わることで、重病もすぐに癒えるでしょう。これまでの善行の賜物です。
遠行
出発してもよいですが、利益を得たらすぐに戻るべきです。郷里に身を置くのが安全であり、基礎を堅実にするのが吉です。
訴訟
理不尽な目に遭っているとしても、何とか方法を講じて冤罪を晴らすことができるでしょう。災いは去ります。
失せ物
不注意で失くしたとしても、北の方角にあります。急いで探しに行けば、必ず見つかるでしょう。

資料の出典: www.shenpowang.com

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