関聖帝君霊籤 · 第 94 籤
第九四籤:癸丁
伝統的な吉凶表示: 中吉
籤詩
一般器用与人同、巧斫輪輿梓匠工。 凡事有縁且随分、秋冬方至主人翁。
故事と本文の説明
器用の用いる所は、人世皆然り。梓匠輪輿は、乃ち器用を制するの工なり。巧斫とは、斫削の精巧なるなり。縁に随うとは、時と俯仰を共にすることなり。分に随うとは、己を守りて求むる無きなり。主人翁は、乃ち梓匠輪輿を求めるの人なり。秋冬にして方に遇うとは、遭際それぞれその時あり、時至りて乃ち成就を得るを言うなり。占う者の近事は秋冬に応じ、遠事は晩景に応ず。総じて分に随い縁に随うを上計と為すのみ。
解釈
普段使う道具は人と同じであるが、器具を製造する精巧な大工や車大工は、いかに巧妙な技術を持っていても、その器具を必要とする人がいなければ、ただ黙々と己の技芸を磨くしかない。境遇に安んじ、本分を守って強求してはならない。秋冬の季節になり、その器具を必要とする主人に出会って初めて、工匠としての腕前を発揮することができる。この籤は、平時は技術の研鑽に専念して時機の到来を待つべきことを示し、時が来ればその腕前を認めてくれる主人が現れることを表している。
伝統的な要約
貴人に遇い、訟は主を得、名はなお遅く、病は未だ癒えず、婚は未だ成らず、信はなお阻まる、秋冬を待ちて方に遇うあり。
項目別の参考
- 運勢
- 事ごとに慎重にせよ。勤めれば必ず得られ、秋の景色の頃に意を得る。蓄えに励むべし。
- 家庭
- 人口は次第に盛んになり、相会う期あり。心を合わせて謀り、力を団結せよ。
- 金運・財利
- 求めれば必ず至り、資財は自ずから来る。しかし得るは容易からず、勤勉かつ倹約に努めるべし。
- 仕事・事業
- あらゆる計画や望みは、慎重に計るべし。誠実さを保ち欺くことなかれ、諸々の商品や事業はことごとく興る。
- 昇進・栄転
- 徳を修め善を積み、我が身を整えよ。時至れば花開き、実を結ぶべし。
- 学問・試験
- 長年の辛苦が今報われる。些細な災いに注意し、堅実に守り抜くことで吉となる。
- 健康・病気
- 庚午の時に貴人に逢う。幸いにも名医(華陀)に出会い、心を尽くして治療すれば、ついに全快に至る。
- 旅立ち・遠行
- 行くべき時であり、貴人の助けがあれば必ず成し遂げられる。利益を得たら速やかに帰るべし。
- 訴訟・裁判
- 訴訟があれば和解すべし、和をもって貴しとなす。双方が一歩退けば、海闊天空(見通しが明るくなる)の如し。
- 紛失物・失せ物
- 北の方角に失う。なお探し求めるべし。辛抱強く探せば、必ず手元に戻る。
資料の出典: www.shenpowang.com