黄大仙霊籤 · 第 87 籤
第八十七霊籤:陸士龍会客
伝統的な吉凶表示: 中平霊籤
籤詩
華座に会談して英雄を逞しうす、究竟誰人か大公を秉らん。 一は云う日下の荀鳴鶴、一は説く雲間の陸士龍。
故事と本文の説明
荀鳴鶴(じゅんめいかく)と陸士龍(りくしりゅう)は、ともに西晋時代の有為の士であり、それぞれ抱負を持ち、著作があった。ある日、両雄が出会い、席をともにして各自の意見を述べ合い、滔々と雄弁をふるったが、勝負を決することはできなかった。
解釈
この霊籤は口舌の是非(言い争いや噂話)の兆しがあり、何事も言葉が多すぎることは避けるべきです。籤の意図するところは、会談において互いに英雄を気取って持論を展開するが、結局のところ誰の意見が最も正しいのか結論が出しがたいということです。 ある人は「荀鳴鶴に道理がある」と言い、またある人は「陸士龍が論破した」と言います。大した痛手にはならないとしても、人と争うことは時間を浪費し、物事を仕損じ、感情を害するだけです。 この霊籤を得た者は、他人の言葉を軽信してはならず、また人と争わなければ、凶を転じて吉とすることができます。平安無事であり、この霊籤は凶でも吉でもなく、平穏ですが、是非口舌(口の災い)を防ぐために、言葉遣いには慎重であるべきです。
伝統的な要約
家宅を問えば、是非を防ぐべし。養蚕と家畜は、利益微薄なり。財は求め難く、行く者は未だ至らず。妊婦は障りなく、病は医すべし。婚姻を問えば、当に別に議すべし。望む事は、甚だしくは宜しからず。
項目別の参考
- 運勢
- 平穏の中に、常に逆流あり。これと争うことなく、避ければすなわち吉なり。
- 事業
- 仕事には浮き沈みがあり、陰口や噂話に対処することを学ぶ必要があります。
- 金運
- 財を求めることは比較的難しいですが、「和気生財(和を以て貴しとなせば財を生む)」を理解すれば、収入は改善されるでしょう。
- 自身
- 口舌の是非は、絶対に戒めるべし。
- 家庭
- 家和して万事興る。部外者の離間策(仲違いの企み)に惑わされてはなりません。
- 縁談
- まずは互いに譲り合い、適応し合うことで、初めて結ばれる機会が訪れます。
- 転居
- 霊籤は移民や転居には不利であることを暗示しています。
- 名誉
- 力を使えば人に敬われ、口を使えば(余計な一言は)人に憎まれます。
- 健康
- 言葉を少なくして気を養い、心を清らかにして志を明らかにすることが、養生の道です。
- 交友
- 長年の友であっても、意見の不一致により絶交する可能性があります。
- 風水
- 霊籤は慎重に選定すべきであることを暗示しています。
- 失せ物
- むやみに捜しても見つかりません。
- 自身
- 小人の口舌を防ぐべし。
- 天候
- 事の成り行きを警戒し、避けるべきです。
- 旅行
- 是非(トラブル)を引き起こす恐れがあります。
資料の出典: www.luckeyes.com