関聖帝君霊籤 · 第 56 籤

第五六籤:己己

伝統的な吉凶表示: 下下籤

籤詩

心にやましさがありながら屁理屈で隠し、役人を欺いてまで邪道を進もうとする。 ひとたび悪事が鏡の前に白日の下に晒されれば、法の網に囚われて嘆いても手遅れである。

故事と本文の説明

理曲にして詞に遮る。明らかに道理に従わず、虚言にて粉飾するは、これ自らを欺くなり。更に官を欺いて邪を行わんと欲するは、これ訴訟を好み詐り闘うの謀にして、人を欺くなり。総じて皆これ天を欺くことであり、天の鑑みるに容れられず、悪行は自ずから露わになる。「月鏡に臨む」とは、月の光明、鏡の澄徹なるが如く、豈に形を隠すことあらんや。ここにおいて法律に容れられず、自ら罪の網に投ず。人を害して終には自らを害し、悔いるも及ぶなし。人、慎みてこの業障に落ちることなかれ。

解釈

心の中では理が通らないと分かっていながら、なおも言葉巧みに取り繕っている。このような性格は官非(公的なトラブルや裁判)を引き起こしやすい。たとえ公の場であっても自己弁護を繰り返し、役人を欺き上を騙そうとするが、自分が正しいと主張しさえすれば勝てるわけではない。悪事を重ねれば、いずれその化けの皮は剥がれるものである。

伝統的な要約

訴訟を起こす莫かれ、財を求める勿れ、病には障りあり、行く人は帰る、婚姻は慎むべし、媒介を信じ難し、正直に行えば、凶災を免れん。

項目別の参考

運势
どん底の運気なれど、天に捨てる神なし。出口は一つあり、探し求めてみるべし。
家庭
人丁は分散す。時勢の赴くところなれど、和を保つ努力は必ずなすべきなり。
財利
時運いまだ至らず、徒労に終わる。多方面で学びを深め、来たるべき時を待て。
事業
すべてが思い通りにいかずとも、それはあなたの力量が拙いためではなく、時勢のいたすところです。気落ちすることはありません。
昇進
心身ともに消耗し乱れています。自身の心身を整え、適度な調整を心がけてください。決して無理をしてはなりません。
縁談
結ばれるのは良くありません。両家の相性が合わず、速やかに別れるべきです。さもなければ身を誤ることになります。
試験
望みがないと感じる時は、他の道へ転向すべきです。一芸に秀でていれば、生涯安泰に暮らせます。
健康
急病が突発しますが、幸いにも速やかに名医(大国手)のもとへ駆け込めば、命を救い留めることができます。
遠出
運が向いてくるのを待ってから出発すべきです。旅先で利益を得たら、速やかに帰るのがよいでしょう。
訴訟
これ以上争うべきではありません。争えば敗訴の兆しです。一時を耐え忍ぶことで、末長い平穏が得られます。
紛失物
日の当たる方角(陽方)で失くしたようです。手元に戻るのは難しいでしょう。これは一つの警告ですので、新しいものを買い整えるのがよいでしょう。

資料の出典: www.shenpowang.com

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