関聖帝君霊籤 · 第 55 籤

第五五籤:己戊

伝統的な吉凶表示: 中平

籤詩

日々精を出して耕し働き、時を無駄にするな。衣食は分相応に甘んじて過ごすのがよい。 商売で倍の利益を上げたとしても、毎年着実に実る米を蓄えることには及ばない。

故事と本文の説明

勤めて耕し力作するは、農家の本計なり。蹉跎すること莫かれとは、月日を虚しく過ごすこと勿れと戒むるなり。随時に分に安んずるは、意外の事を貪り求めるべからずと戒むるなり。経商の倍利は、末を逐う者の為す所にして、終に恃むべからず。廪米多しとは、田家が力を田に尽くせば、年を追うて倉廪に広く積まれ、経商に較べて安穏なるを言えり。大衆は宜しく静なるべく動くべからず、宜しく勤むるべく怠るべからず、宜しく倹なるべく奢るべからず、宜しく約なるべく貪るべからず。占う者これを審らかにせよ。

解釈

怠らず努力して耕作に励めば、衣食に不自由なく日々を過ごすことができる。ここでの「耕作」とは、実際に体を動かして働く仕事を指し、商業を営むことではない。この籤は商業に手を出すべきではないと戒めている。商業は大きな収穫をもたらすこともあるが、利益が大きい分リスクも非常に大きい。目の前の利潤の裏にはリスクが潜んでおり、より大きな損失を被る恐れがあって安定した収入は得られない。それよりも公務員などの安定した収入を得られる職に就き、長い時間をかけて蓄積していく方が、商売を始めるよりもはるかに良い。この籤は、もし現在商売をしているのであれば、転職して安定した収入のある公職に就く方が良いと勧めている。

伝統的な要約

商業を問うを休め、財を貪る莫かれ、訴訟は和解すべく、病に災い無し、婚姻は成るべし、遠行は帰る、出入を戒めよ、福自ずから来たる。

項目別の参考

運勢
運気はまさに好転せんとし、待ち望むこと久し。この時を把握すれば、直ちに上昇して慶事あり。
家庭
人丁は次第に盛んになる。和合を重んじよ。四方に分散すとも、一族の融和を多く図るべし。
財利
一歩ずつ進めるべし、急ぐべからず。時運が味方すれば、必ずや豊作とならん。
事業
まずまず満足すべき状態なり。随時研鑽を重ね、新たなる境地を切り開くべし。
昇進
まずは我が心を清め、神明にのみ向かい、清心寡欲なれば、必ず成すところあらん。
姻縁
汝がその人の後を追えば、かの人の心も通じ合う。まずは情愛を育めば、成就を促すことができん。
試験
功名を志し、向上を求める者にして、心田が善良なれば、今や望みあり。
健康
直ちにしかるべき場所へ赴き、急ぎ治療すれば救われる。手厚く看病すれば、必ずや完治せん。
遠行
やむを得ぬ外出ならんが、今は時に適さず。秋が深まるのを待てば、出発してよろし。
訴訟
汝の本意ならずとも、相手は凶暴なり。ただ神仏の加護により、最後には大勝を得ん。
紛失物
西方へ去れり。行くべきと知りなば直ちに行くべし。遅延することなかれ、手元に戻る望みあり。

資料の出典: www.shenpowang.com

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