黄大仙霊籤 · 第 29 籤

第二十九霊籤:張翰、鱸を思う

伝統的な吉凶表示: 中吉霊籤

籤詩

鱸魚は膾と作し菊花は黄なり、美酒は樽に満ちて晩涼に近し。 棹を泛かぶれば正に潮の上がる候に当たり、この般の往景は楽しむこと央(つき)ることなし。

故事と本文の説明

張翰は、晋代の呉郡の人で先見の明がある士でした。かつて斉王に召されて大司馬となりましたが、当時の政局は乱れており、張翰は政治の渦に巻き込まれることを望まず、秋風が吹くのを口実に、故郷の鱸(スズキ)の膾と菊花を恋しく思い、官職を辞して故郷に帰りました。

解釈

この霊籤は中吉にとどまりますが、足るを知る者がこれを得れば、必ずや愉快な日々を過ごせます。諸事は平穏で障害はなく、安楽そのものです。 鱸を膾(刺身)にし、黄菊と美酒が寄り添う中、秋晴れの涼しい夕暮れに、満ち潮の湖に舟を浮かべる。想像してみてください、このような良辰美景と心躍る楽しさの中で、何の憂いがあるでしょうか。

伝統的な要約

名声は望み通り、財を成し、婚姻は調い、旅人は戻る。懐妊は男児が生まれ、養蚕と家畜は美利をもたらす。家宅は平穏、病は災いとならず、望み事は意のままに裁決できる。

項目別の参考

年運
大富大貴とまではいかぬが、平穏であることが何よりの幸い。特に秋以降はさらに良くなる。
事業
進めば攻めることができ、退けば守ることができる。ただ心が安らぐところを求めよ。
財産
躍起になって追い求めていない時に、ひっそりと訪れる。
身の上
おおむね平穏。何か問題が生じても、立秋以降には解決する。
家内
一家和気あいあいとし、年末には子宝に恵まれる喜びがある。
縁談
恋愛運は非常に好調。関係が喜ばしく進展する突破口がある。
移住
家族との「団聚(再会)」を理由にすれば、移民の権利を得やすい。
名誉
自然とついてくる。断ろうとしても断りきれないほどである。
健康
朗らかな心境を保ち、消化器系の養生に注意せよ。
友情
この一年、遠方の親戚や友人と楽しく集まる機会が多くある。
風水
この霊籤は、子孫繁栄(丁)と財運の双方が安定することを暗示している。
紛失物
探せば元の物が見つかる。
身の上
秋に入れば平穏を得る。
天候
秋に入ればさらに喜ばしくなる。
旅立ち
道中すべて順調。

資料の出典: www.luckeyes.com

抽籤ツールへ戻る →