黄大仙霊籤 · 第 72 籤
第七十二霊籤:高文定守困
伝統的な吉凶表示: 中平霊籤
籤詩
兔兒久待意何如,堪嘆愚人獨守株。 算是無能令我笑,不須守舊自拘拘。
故事と本文の説明
宋の国に一人の農夫がいた。ある日、偶然一匹の野ウサギが走ってきて木の切り株に衝突して倒れた。農夫はそれを拾って帰り、調理して食べた。それ以来、彼は毎日耕作をせず、ただ切り株のそばに座って次のウサギが来るのを待ち続けた。この故事は、高文定のように古い習慣ややり方に固執して融通が利かない人を例えるのにも用いられる。
解釈
古人が一本の木を見張ってウサギが来るのを待ったが、非常に長く待ってもウサギは来なかった。その者はそれでも木を守って去ろうとせず、その愚かさと無能さは実に失笑を買うものである。古い習慣に囚われてはいけない。頑なに固執し続ければ、大きな害はないとしても、結局は何の利益もないのに、なぜそのようなことをするのか。 霊籤が言うには:それほど長い時間をかけてウサギを待つことに、何の苦労の意味があるのだろうか。この「守株待兔(待ちぼうけ)」の愚か者は、実に哀れである。彼の無能ぶりは実に滑稽であり、人はなぜこのように古臭い考えに縛られ、自らを閉じ込めてしまうのだろうか。 この霊籤を得た者は、大きな障害はないものの、短期間のうちに大きな成果を期待するのは難しい。困難に陥り、貴人の助けを得にくい象(兆し)があるため、直ちに善を修めて天の心を動かすべきである。のちに必ず貴人が現れて引き立ててくれ、災いを福へと転じてくれるが、これは早いほど良く、遅れてはならない。魚が水を失ったようなもので、長く待つことはできない。この霊籤は凶が多く吉が少ない。現状でまだ定まっていないことは、すべて人事の尽くし方にかかっている。
伝統的な要約
財は得難く、行く者は帰るのが遅れ、望み事は成すべからず。養蚕と家畜の利はわずかであり、妊婦は障りなし、婚礼は宜しからず。病を問わば医者を変えるべし、家宅は平安にして、善を修むるが美し。
項目別の参考
- 年運
- 平穏ですが、大事を成すのは難しい時期です。発展を企てるのは、運気が好転するのを待ってからにしましょう。
- 事業
- 現状を維持しながら次の機会を待つ(騎牛拉馬)のが最も良く、一方で現在の仕事をしっかりとこなす必要があります。
- 財産
- 正財(本業の収入)は平々凡々です。わずかな棚ぼたの財によって、射幸心を抱いてはなりません。
- 身上
- だらしなく、その日暮らしでやり過ごそうとする心理を克服しなければなりません。
- 家宅
- 家内安全であり、家族がお互いに思いやりを持つべきであると霊籤は暗示しています。
- 姻縁
- 異性に対して積極的になるべきです。今年は結婚に適していませんが、将来のための基礎を築くべきです。
- 転居
- まだ移住や引っ越しの運が来ていない時でも、現在の住居をリフォームしたり模様替えしたりすると良いでしょう。
- 名誉
- 損失の原因はあなた自身にあり、他人のせいではありません。
- 健康
- あなたを悩ませている病気がなかなか治らない場合は、すぐに別の医師に診てもらうべきです。
- 友誼
- 社交の輪を広げ、新しい友人を作るべきであると霊籤は暗示しています。
- 風水
- 引き分けで取るべきものはなし。
- 遺失物
- 方法を変えて再び探すべきである。
- 身上
- 過ちを改めれば平穏なり。
- 天の時
- 転機があれば吉なり。
- 旅行・外出
- 行っても意にかなわず。
資料の出典: www.luckeyes.com