関聖帝君霊籤 · 第 53 籤
第五十三籤:己丙
伝統的な吉凶表示: 下下籤
籤詩
険しく険しい道のりは奇妙に入り組み、南の鳥は孤独に飛んで北の巣に身を寄せる。 かつて見知った貴人に今日出会うが、その再会は夏と秋の交わる頃となるだろう。
故事と本文の説明
艱難険阻あり。事緒紛擾の象なり。路の蹊跷なるは、顛墜して保つべからざるなり。南鳥北巣は、その流離失所して、安処すべからざるを言ふ。貴人面を識るとは、今日すでに機縁あり、抜擢を望むべし。相逢ふ夏秋の交とは、応に夏の間、あるいは秋の間、あるいは夏秋の接するの際に在るべし。この時に於いて必ず貴人の力を得て、艱難険阻の憂ひ無かるべし。占ふ者は人を待ちて行ひ、人を選びて与にすれば則ち吉なり。
解釈
常に他人より多くの労力を費やしながらも、妨害や困難に阻まれ、流浪の身となり、重なる難関から抜け出せないように感じられるかもしれません。南方の鳥が孤独に北方へと飛び立ち、待ち受けるのが春の温かさではなく雪景色であるように、見当違いの方向へ進んでいる状況です。このような停滞した運勢を変えるには、貴人の助けが必要です。その貴人はすでに面識のある人物ですが、夏と秋の変わり目に再会することで、その助言を得て運気が好転します。貴人の出現に注意し、転機を逃さないようにしてください。
伝統的な要約
病と訴訟はともに不利であり、名声と財利も滞る。妊婦には驚きがあり、行人はまだ至らず。もし貴人に遭えば、事はまさに成就す。
項目別の参考
- 運勢
- 時運が味方しないとしても、嘆く必要はありません。一時の苦難を耐え忍べば、状況は極限に達して必ず好転します。
- 家庭
- 心を正直に保ち、善行を積むことが肝要です。あなた自身の行いが、一族全体に影響を与えます。
- 金運
- 今年の時勢はあなたの生業に合わず、守りに徹するのが吉。来春の好転を待つべし。
- 仕事・事業
- この業界は斜陽であり、時局を見極めるべし。転職・転業せざるを得ず、これが時勢の趨勢なり。
- 昇進・栄転
- 今は時運が低迷しており、致し方なし。必ず成し遂げる時が来るので、自らを大切に温存せよ。
- 恋愛・縁談
- 両者は合わず、不一致と分かればすぐに別れるべし。無理に固執すれば、自他ともに傷つくことになる。
- 学問・試験
- 学問は身を助ける宝であり、その価値が千金であると知りながらも、あなたには今その縁が薄い。進路変更も一考なり。
- 健康・病気
- 一時的に危険な状態に陥るが、細心の看護をし、名医を迎えれば必ず全快する。
- 旅行・遠行
- 時に恵まれず、無理に進むべきではない。天命に逆らわないことこそが君子の道である。
- 訴訟・裁判
- 万々行ってはならない。争えば凶なり。一歩退くことは敗北ではなく、将来の勝利の兆しである。
- 失せ物
- 手元に戻る望みは薄く、新調する方がよい。これを教訓とし、以後は注意深く行動せよ。
資料の出典: www.shenpowang.com