関聖帝君霊籤 · 第 54 籤

第五十四首:己丁

伝統的な吉凶表示: 中平

籤詩

万人叢里逞英豪,便欲飞腾霄汉高。 争奈承流风未便,青灯黄卷且勤劳。

故事と本文の説明

「英豪」とは奇傑の士を指す。「万人叢里」は万人より抜きん出ること。「飛騰霄漢」は一気に青雲の志を遂げようとすること。しかし、事には順序があり、時運の到来には速遅がある。「承流風未便」とは、まだ時機が至らず、勢いも味方していないことを意味する。魚が水を得ず、鳥が風を得られないようなもので、どうして意のままに順調に進めようか。「黄卷青灯」は読書人の本分であり、勤勉に努めて時を待つべきである。時が至って初めて志が叶う。今は現状を維持し、本分を守るべきで、妄動してはならない。

解釈

人並み外れた活躍を望み、天をもかける実力があると自負していても、万物には順序があり、高い理想を掲げるだけで必ず叶うわけではありません。今は時運が味方せず、船が浅瀬に乗り上げ、鳥の羽が向かい風を受けるように、思い通りに進まない時期です。この暗潮渦巻く窮地を努力して乗り越え、好転の時を待つ必要があります。今は読書や自己研鑽に励むべき時です。迷いが生じたときは書物の中に答えを求め、怠ることなく勤勉に努力を続け、幸運の到来を待ちましょう。

伝統的な要約

財未だ遂げず、名未だ超えず、訴訟は宜しからず、病未だ消えず、婚は信じ難く、行路は遙かなり、時の至るを待ちて、百事豊かにならん。

項目別の参考

全体運
平凡な一年。損失がなければ良しとすべし。時運が巡ってくれば、大きな利益を得られる。
家庭・家内
家族の運気は盛んで、さらに新たな家族が増える兆しあり。行いを正しく保てば、万事意のままに進む。
金運
財運が近づいている。多方面から研究し、見極めて投資すれば、時期が来ればその成果は自ずと明らかになる。
仕事・事業
現在の事業は盛んであるが、多角的に検討し、先達の教えを乞うことで、さらなる前途が開ける。
昇進・栄転
自身のバランスが崩れているため、まずは調和を図るべし。徳を修めることを第一とすれば、自ずと昇進の機会は訪れる。
恋愛・縁談
まずは相手の心をよく見極めた上で進めるべし。両家の相性は良く、時間をかけて感情を育むのが吉。
学問・試験
長年の勤勉な学習がようやく報われる。この人生の機会を大切にし、規律正しく堅実に進むべし。
健康・病気
一時的な突発症状に見えるが、原因は潜伏している。油断せず注意し、適切な医療技術を受ければ全快する。
旅行・遠行
しばし待つべきで、急いで出発してはならない。焦れば失敗を招くため、慎重に行動すべし。
訴訟
和解の道を探るべし。和解を求めることは敗北ではなく、後日になれば、これこそが真の勝利であったと知るだろう。
失せ物
失せ物は東方にあり、速やかに尋ね求めよ、手元に戻る望みあり。

資料の出典: www.shenpowang.com

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