黄大仙霊籤 · 第 48 籤
第四十八霊籤:卓文君酒を売る
伝統的な吉凶表示: 中平霊籤
籤詩
繍閣に琴を聴いて自ら思いを起こし、改装して夤夜(深夜)最も楽しき時。 憐れむべし酒を沽(う)る臨邛の市、才子佳人両ながら厨房に下る。
故事と本文の説明
卓文君は西漢の奇女子であり、祖父は卓王。文君は琴に優れ、進歩的な考えの持ち主であった。夫の死後まもなく、才子である司馬相如に出会い、二人は一目惚れして駆け落ちした。 その後、世間の噂を気にすることなく夫婦で故郷に戻り、繁華街に酒屋を開いた。才子の司馬相如が厨房に立ち、佳人の卓文君が店先で酒を売る姿は、当時の人々の語り草となった。貧しい夫婦ではあったが、何事にも悲しむことなく、極めて楽しく暮らした。
解釈
卓文君と司馬相如の夫婦が酒屋を開いた。一人は才子、一人は佳人である。卓文君は夜に司馬相如の琴の調べ(琴挑)を聴き、夜陰に乗じて彼と駆け落ちすることを決意した。夫婦が共に店先で酒を売るという、苦労の多い兆しがあるが、司馬相如は後に大いに出世する。 この霊籤は、文君が若くして未亡人となった後、二人が邛市の賑やかな市場で酒を売り、夫婦で心を合わせ協力した様を表している。この霊籤を得た者は、万事において耐え忍んで苦労を重ねることで、先難後易(先に難しく後に平易になる)となる。この霊籤は吉でも凶でもなく、「平常」の二字に尽きる。
伝統的な要約
妊婦は女児を生む、病は医師を求むべし、旅行は滞りあり、婚礼は宜しからず、養蚕は微利益あり、願望を問わば時を待つべし、家宅は障りなし、善行をなすべき、財を求むる者は微利を得ん
項目別の参考
- 今年の運勢
- 今年の運勢は良好。先苦後甜(先に苦労し後に甘みを得る)で、冬季に大いなる貴人が現れる。
- 事業
- 万事において自ら手を動かす必要あり。夫婦で力を合わせるのが吉。
- 財産
- 偏財(あぶく銭)はなし。一銭一銭をすべて自分の努力で稼ぐべし。
- 自身
- 平安なり。過去のことはこだわりを捨てるべし。
- 家庭
- 夫唱婦随。夫婦の恩愛によって家運が起こり、次第に佳境に入る。
- 婚姻
- 恋愛運は非常に好調。この良縁を逃してはならない。
- 移住
- 現在の場所は運気が盛んで発展する場所であるため、堅実に守るべきである。
- 名誉
- 才能が発揮され、多くの人に認められ賞賛される。
- 健康
- 概ね問題なし。楽観的に過ごし、酒と色情を戒むべし。
- 友誼
- あなたが喜んで友人を助ければ、友人も喜んであなたを助けてくれる。
- 風水
- 気運がまだ十分に発していないことを暗示している。
- 遺失
- これを探し求むるも、総じて得られず。
- 自身
- 自在の中に苦あり。
- 天候
- 豊作であっても虚耗(無駄な浪費)あり。
- 旅行
- 行くのもまた益なし。
資料の出典: www.luckeyes.com